40代からの社会福祉士・精神保健福祉士合格

40歳で勉強を始めて、42歳で社会福祉士・45歳で精神保健福祉士に合格した医療ソーシャルワーカーのブログです。

第25回精神保健福祉士合格体験記 第10回(直前期の過ごし方)

 1月から2月の直前期は,新しい事項には手を出さず,これまでやったことの精度を上げることだけに注力しました。

1 新しい事項には決して手を出さなかった

 精神保健福祉士国家試験では,99パーセントの理解・記憶では1点には結び付きません。100パーセントの理解・記憶が求められます。比喩的に言うと,合格のための武器となるのは,10,000個の曖昧な知識ではなく,100個の正確な知識です。

 そこで,各社模擬試験が終わる12月末から試験当日までは,新しい事項には決して手を出さず,これまで勉強した基礎知識の理解・記憶を100パーセントの精度に引き上げることだけに注力しました。

2 事前に準備できることは全て事前に準備した

 本試験当日は本試験問題を解くこと以外に無駄なエネルギーを使いたくなかったので,事前に準備できることは全て事前に準備しました。

 たとえば,私が居住しているのは地方の田舎のため,近隣県に試験地がなく,試験地「大阪」で受験する予定でした。養成校に確認したところ,試験地「大阪」の試験会場は,例年「ATCホール」又は「NTT西日本研修センタ」とのことでした。

 そこで,夏頃には,ATCホールの近隣ホテルである「さきしまコスモタワーホテル」,NTT西日本研修センタの近隣ホテルである「ホテル京阪京橋グランデ」の試験日前日宿泊予約を取りました。試験日前日の宿泊施設予約に際して留意したのは,(1)当日の交通トラブルを回避するため試験会場まで徒歩10分圏内である点,(2)試験会場入場時間までホテル勉強するために11時までのレイトチェックアウトが可能な宿泊施設であるという点です。

 これらの両者のホテルについては,模擬試験受験の際に実際に宿泊して,試験予定会場までの経路や,周辺のコンビニ等の施設について事前チェックを行いました。

 そして,12月初旬に受験票が送られてきて試験会場がATCホールに確定した時点で,「ホテル京阪京橋グランデ」の予約はキャンセルしました。

 私が試験前日に宿泊した「さきしまコスモタワーホテル」は,試験地「大阪」の試験会場であるATCホール至近にあります。11時までのレイトチェックアウトが可能ですので,試験会場入室可能時間の直前までホテルで勉強をすることができます。また,ATCホールまで連絡通路で直接繋がっていて,移動がとても便利です。

 また,たとえば,試験に関して少しでも疑問がある点は,インターネットで調べたり友人に聞いたりしてお茶を濁すのではなく,試験実施の権限を有する試験センター試験室に対して電話で問い合わせをして確認しました。カレンダー機能が付いた時計を試験中に使用してもよいかなど,かなり細かい事項に関しても実際に試験センター試験室に対して電話問い合わせをして確認し,疑問点を払拭しました。

3 体調管理に神経質すぎるほど気を遣った

 試験直前の2か月間は,体調管理に特に気を遣いました。

 具体的には,新型コロナウイルス感染症予防接種は,毎回最速で受けました。また,インフルエンザ予防・新型コロナウイルス感染症予防のためうがい手洗いを徹底する,人込みにはいかない,生ものは食べない,飲み会などはすべて断る,睡眠時間を決して削らないなど神経質すぎるほどに体調管理を行いました。