40代からの社会福祉士・精神保健福祉士合格

40歳で勉強を始めて、42歳で社会福祉士・45歳で精神保健福祉士に合格した医療ソーシャルワーカーのブログです。

第25回精神保健福祉士合格体験記 第12回(最終回)

 特にお伝えしたかったことは,3年前に受験した社会福祉士受験のときと同じく,1.「受験」勉強を徹底的にやった2.勉強対象を絞り込んで徹底的に繰り返した,の2点になります。結果として,70点で合格することができました。

 たしかに,第25回精神保健福祉士専門科目では,今まで見たこともない知識を問う問題や最新動向を問う問題も少なからず出題されました。しかし,このような未知・最新の問題は,他の受験生も正答することはできません。

 合否を分けるのは,このような未知・最新の問題ではなく,過去の精神保健福祉士国家試験で何度も出題されている基礎知識を問う問題だと思います。何度も出題され手垢のついた基礎知識を正確に理解・記憶しているか否かが,合否を分けると考えます。最新知識・些末な知識を求めていたずらに勉強範囲を広げるのではなく,基礎知識を正確に理解・記憶するための受験勉強を愚直に繰り返すことが合格への近道だと思います。

 もっとも,これはあくまで私の意見であって,受験生全てに当てはまるわけではありません。とりわけ,私の精神保健福祉士専門科目の勉強方法は,これまでもお話ししてきた通り,社会福祉士国家試験の受験対策テキスト・社会福祉士国家試験の受験対策講座を使用するというかなり特殊なものです。「自分にもあてはまる」「自分にとって有益」と思った部分だけを切り取って,参考にしていただけますと幸いです。

 最後になりましたが,皆さまのご健闘をお祈りいたします。