40代からの社会福祉士・精神保健福祉士合格

40歳で勉強を始めて、42歳で社会福祉士・45歳で精神保健福祉士に合格した医療ソーシャルワーカーのブログです。

第32回社会福祉士合格体験記 第9回(模擬試験の受け方と復習方法)

1 模擬試験の受け方

 今回は模擬試験の受け方についてお話します。

 各社の模擬試験が実施される9月下旬から12月上旬にかけては,模擬試験を受けながら,弱点の把握と補強とに努めました。

2 あくまで会場受験にこだわった

 秋から始まる各社模擬試験は,多少無理をしてでも会場で受験しました。どうしても近隣県の会場受験の日程が合わず,日帰りで大阪や東京で受験したこともありました。また,できる限り多くの模擬試験を受験するようにしました。試験の感覚を掴むとともに,失敗経験と試行錯誤の機会をできる限り多く持ちたかったからです。

 具体的には,9月に東京アカデミーの模擬試験を,10月に社会福祉士会の模擬試験を,11月に日本ソーシャルワーク教育学校連盟(略称「ソ教連」)の模擬試験を,12月に中央法規の模擬試験を受けました。なお,日総研の模擬試験は一旦申し込みをしましたが,仕事の関係上いずれの日程・会場も受験不可能となったため,申し込みをキャンセルしました。

 ソ教連の模擬試験当日には,トラブルも経験しました。模擬試験会場は大阪駅から東に徒歩10分の場所に位置するビルのはずでした。しかし,付近に到着しても,それらしきビルは見当たりません。やむを得ずGoogleマップで確認すると,目的地まで「徒歩2時間!?」でした。受験票の模擬試験会場地図を見直すと,「新」大阪駅から徒歩10分でした。関東地方での生活が長かったこともあり関西の土地勘が全くなく,大阪駅新大阪駅とが別の駅ということを知りませんでした。いつも新幹線で通り過ぎるだけでしたし・・・。急いでタクシーを拾って模擬試験会場に急行し,到着したのが模擬試験説明開始時刻の2分前。本試験前の予行演習での失敗という意味で,良い経験となりました。

3 模擬試験の受験当日

 模擬試験受験当日は,途中退室する受験生が少なくない中,どんなに出来が悪くとも途中退室せず,もう1点取れないか・マークミスはないかと最後の1秒まで悪あがきをしました。模擬試験で試験終了時間まで粘れなければ,本試験で粘れるわけがないと考えたからです。

4 超難関マークシート

 また,マークに関しては特に注意して,マークの練習を意識的に行いました。本試験のマークシートを実際にご覧ください。科目ごとに区切りがあるわけでなく,5問10問ごとに区切りがあるわけでもなく,縦長2列のマーク欄がただ無機質に配置印刷されているだけです。マークシート問題番号も午前共通科目は83まで,午後専門科目は84からはじまるという複雑さです。これに加えて「2つ選べ」の問題が随所に挿入されます。マークミスをしてはいけないと簡単に言いますが,このような超難関マークシートでは,むしろマークミスをしない方が難しいと思います。

 そこで,試行錯誤を繰り返しつつ,マークミス対策には徹底して取り組みました。たとえば,(1)試験開始直後の一番集中力が高いときに,全ての問題にざっと目を通し,「2つ選べ」の問題文の上に数字の「2」を大きく記入する(最初は「2つ選べ」を丸で囲んでいましたが,見直しの際に問題文に埋もれてしまい見落とすことが少なくなかったため,数字の「2」を大きく記入するようにしました),(2) マークのズレを防ぐため,まずは問題を最後まで解答し,その後にまとめてマークシートに記入する,(3) マークシートに記入する際は,目で見るだけではなく,必ず人差し指で押さえながら記入する(人差し指で押さえながらマークする姿はかなり滑稽で無様ではありますが,マークミス対策としては極めて有効です),(4) マークの見直しをする際には,記入するときとは逆の方向,すなわち集中力の低下する最後の問題から最初の問題にさかのぼるようにし,両手の人差し指で問題冊子とマークシートとを押さえながら見直す,などの工夫を考えて実行しました。

5 模擬試験の復習方法

 模擬試験の復習は,できる限り記憶が鮮明な受験当日に行いました。

 第一に,私が使用していた受験対策テキスト「社会福祉士の合格教科書2020」に掲載されている事項か否かを分水嶺とし,掲載されていない事項は思い切って復習対象から除外しました。
 これに対して,模擬試験で出題され,かつ「社会福祉士の合格教科書2020」にも掲載されている事項については,「社会福祉士の合格教科書2020」に戻って復習し,当該知識を確実に記憶定着させることに努めました。

 第二に,ケアレスミスによる間違いについては,最重要・最優先事項と位置づけ,原因を徹底的に分析した上で,「具体的な」対策を立てました。
 すなわち,間違った問題の内容,問題冊子内での当該問題の位置,試験開始からの経過時間,当該問題の解き方・思考,解答中の心理状態,試験会場の状況にはじまり,模擬試験当日・試験前1週間の体調,心理状態,食事,睡眠時間に至るまで,ケアレスミス1つにつきA4用紙数枚程度に文章として書き出して分析・検討しました。

 その上で,「気をつける」といった抽象的な対策ではなく,たとえば先に述べた「人差し指で押さえながらマークする」のように,「具体的な」対策を考え出して実行し,有効性を検証するようにしました。このような作業を繰り返すことにより,ケアレスミスを少しずつ減らしていきました。

 なお,ケアレスミスに限らず,受験勉強の状況・反省点などは,頭の中だけで考えるのではなく,必ず紙媒体に書き出した上で分析・検討するようにしました。書き出すことによりはじめて,客観的な分析・検討が可能になると考えたからです。

 第三に,模擬試験の成績表が返ってきた後は,全受験者正答率が50パーセントを超えているにもかかわらず,私は間違ってしまった問題をピックアップして復習しました。

 他の受験生ができないものについては,私ができなくとも全く問題はありません。しかし,他の受験生ができるにもかかわらず,私ができていない事項は,致命傷になりかねません。そこで,重点的に復習をしました。

 第四に,模擬試験を受験して判明した得点が極めて低い弱点科目については本試験当日までの勉強時間を他の科目の2倍に増やして取り組みました。0点科目による不合格という最悪の事態を絶対に避けるためです。

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